基本説明

種類 説明

オープンベル型
※ダイヤフラムなし

 チェストピース(集音部)から音をゴム管で導き両耳で聴く双耳型のものが多いです。オープンベル型は幅広い周波数の音を拾うことが可能ですが、ベル部分が、皮膚に完全に接着できない部位では、音が逃げてしまうことがあります。一般的に呼吸音や心音、血管などの低周波音を聴診するときに使われます。
ダイアフラム(膜)型  オープンベル型よりも皮膚に接着させる面積を大きくすることができるため高周波帯域が聴きとりやすく、内科医など肺や腹部の音等で広い範囲を聞く場合や、循環器や呼吸器の専門医に使われています。
シングルタイプ  ダイアフラム面のみの一般的な聴診器。主に血圧測定に使用されます。
ダブルタイプ  ダイアフラム面とベル面がリバーシブルになっているタイプ。用途に応じて使い分けができます。
内バネ式  両耳を挟むためのバネがY字管チューブに内蔵されているのが内バネ式です。イアピースとバネの強さが弱すぎると耳元で診音漏れが起き、また強すぎると長時間の使用で耳が痛なります。
外バネ式  バネがY字管の外についているタイプです。安価で作りやすいとされていますが、バネに髪の毛や持ち物が引っかかったり、何かが当たって雑音を拾ってしまったりするケースがあるため、現在は内バネ式のスコープが主流になりつつあります。

 


聴診器

ダブル型

 

シングル型

 

電子聴診器

 

新生児・小児用

血圧計

 

大人用

・電子

 

・アナログ

小児用

 

パルスオキシメータ